思わず、”羽生さんって、24のレーティングに換算したら、一体どのくらいあるんだろう”って、思っちゃう一戦でした(笑)
大和証券杯ネット将棋・最強戦
2回戦第2局 羽生善治三冠 VS 木村一基八段の一戦。

後手が△62飛と回った局面。
ここまでは、よくある矢倉戦のがっぷりよつって感じでしょうか。
この局面で羽生さんは▲68角と引いたのが、作戦の第一弾。
次に▲65歩△同桂▲66銀とすれば、桂が助からないので、△85桂▲86銀△82角と進みました。

ここで、驚愕の一手。
▲75歩。
すごいところから羽生さんの攻めが始まった。ちょっと思いもつかない一手だった。
以下、△72飛▲74歩△同飛と進んだ。

ここで▲76歩。
羽生さんが局後、ポイントだったと語った局面。
ここでは△64銀が有力だったとのこと。木村八段は△71飛。

△71飛のあと、▲75銀△73角▲86歩と進む。
先手駒得確定だが、こんな手順、とても真似できない。。。。。
以下、△51角▲85歩△同歩▲46角△81飛▲35歩△45歩▲68角△44銀▲34歩△同銀と進んで、次の一手に唸った。

▲87歩!
きれいにキズを消して、局面が収まってみれば、先手のまるまる桂得。
これが、羽生マジックか。。。。

前の局面から、△35歩▲46歩△同歩▲同銀△45歩▲37銀△53金に対して、またまた唸ったのが次の手順。
▲36歩△同歩▲同銀△35歩▲26桂!
このあと、▲34桂と急所に桂馬が跳ねられる型になって、先手優勢に。
木村八段も粘るが、羽生さんの自在な指し回しに、持ちこたえられず、羽生さんの完封と言っていい一局でした。
それにしても。。。。
こんな指し回し、真似しようと思っても、とても真似できるものではないなぁと思った。。。
戦型は全く違うけど、あえて喩えると、居玉のまま穴熊に攻め込む藤井システムのような印象だった。
思わず、”羽生さんって、24のレーティングに換算したら、一体どのくらいあるんだろう”って、思っちゃう一戦でした(笑)
∞(計測不能)かな(笑)
木村8段を粘らせないんだから相当ですよ!(笑)手順の組み合わせを楽しんでる感じです。発想の柔軟さを少しでもマネしたいものでス^^