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ボナンザ

ボナンザって知ってますか?将棋はあんまりという人は初耳だと思いますが、将棋が好きな人は、多分、今、この名を知らない人は少ないと言い切っても間違いないくらい有名になったコンピュータ将棋プログラムです。

○昔のコンピュータ将棋

コンピュータ将棋って、いかにも強そうなイメージありますよね。でも、はっきり言って昔はたいしたことなかった。私が学生時代、某ゲーム機で将棋ソフトと初めて指した時、いやになった記憶があります。なんと言っても当時のソフトはとても思考が遅く、棋力もたいしたことなかった。一手に30分や1時間待たされることもありました。
そのうち、インターネットが爆発的に発達し、ネット上で全国のつよーい先生たち相手に指せる道場が出てきたこともあり、ますます興味はなくなっていた。
 その後、1999年頃だったかな、秋葉原で会社帰りにふと立ち寄ったPCショップで、衝動的に買った将棋ソフトがAI将棋ってソフトだった。これには昔のソフトのイメージしかなかった私は結構驚いた。棋力を最高に設定すると、結構、本気出してもいい勝負だった記憶があります。でも、ネット将棋の臨場感に比べて、人間らしくなく(当然ですが(^^);)いかにも、コンピュータと指しているという感じがして、やはり興味は少なくなってました。

○ボナンザ

時間は経って、ちょうど1年前の2005年の7月ごろだったと思う。ネット上で「すごいフリーソフトがある」という噂を聞いて、早速ダウンロードしてみました。フリーソフトなんだし、たいしたことないだろうと、たかをくくって対局してみて、度肝を抜かれました。

つっ、つえー!!!!
なんだ、これ、とんでもねぇ。。。


その強さ・思考の早さは半端ではなく「これは凄いぞ」と武者震いがしたのを覚えています。私だけがそう思うのかもしれませんが、このボナンザの指す手って、なんか人間くさい手を指すんです。。「これはすぐに、旋風を巻き起こすぞ!」って思った。
その後、やはりすぐに有名になりました。渡辺竜王のブログでも2005年10月3日の記事で紹介されました。
「そんなバカなと思ったのですが見ているとこれが意外に強いので驚き。既にプロ棋士が数名平手で餌食になったとか奨励会有段者もコロコロ負けているらしいんです
対局を終えた某棋士が対戦。「いつか負けるとは思ったけどこんなに早くコンピューターに負ける日が来るとは・・・」と言っていました。見た感じでは出来不出来がかなり激しいのですが、安定して力を出すようになったら・・・。」(渡辺明ブログより)

Bonanza Version 1.0 が持つ将棋倶楽部24でのレートは約2400(Pentium4 2GHz,1手 18秒)私の将棋倶楽部24でのレートは約1600だから私がいかに面食らったのもわかっていただけますよね。
ボナンザは、カナダ在住の研究者、保木邦仁(ほき くにひと)さんが、2004年頃から趣味で作り始めたコンピュータ将棋プログラム。保木さんは本業の合間を見つけては,この将棋プログラムをたった一人でコツコツと独力で開発したそうです。2005年の6月にフリーウェアとして公開されました。
保木さんは現在29歳で、東北大学を卒業後、カナダのトロント大学に理論物理科学研究の研究員として勤めています。若いのにとても優秀な人なんですね。
でも、将棋の腕自体は、それほどでもないそうで、HPでこう述べています。
「Bonanzaが、作者の目の前で、有段者相手に私の知らない将棋の世界を繰り広げているのです! ちなみに、私自身将棋がそれほど強いわけではなく、おそらく24のレートで
500ぐらいです。「そうかぁ,あの無機質で,意味不明な記号が羅列してあるプログラムファイルがねぇ...」とひとしきり感動したものです。」
これまでは開発者自身もある程度の棋力を持つというのが常識だったそうですが(一例として、「激指」開発チームの鶴岡氏がアマ初段程度の実力だとか)、保木氏は何と「やっと最近矢倉囲いを覚えました」という程度の棋力しかないという。


○世界コンピュータ将棋選手権

ボナンザの名を決定的にしたのは、先月2006年5月に開かれた世界コンピュータ将棋選手権。コンピュータソフトだけの将棋大会だ。毎年5月に開催されるこの世界コンピュータ将棋選手権は“最強の将棋ソフト”を決定することを目的とした大会で、参加ソフトは日本だけでなく、海外からのエントリーもある。将棋関係者だけでなく、ソフトウェアプログラマからも注目されているイベントだ。この大会、私はネットでリアルタイムに観戦していたのだけど、ボナンザは、大会開催史上初の「初出場で優勝」という快挙をなしとげた。
一人の人が開発したフリーソフトが、並みいる市販ソフトたちを撃破したのだから一大センセーションとなった。その強さに解説を担当した渡辺竜王も驚きのコメントを出している。


○コンピュータはどこまで強くなるのか?

1997年、IBMのチェス専用スーパーコンピュータ「ディープ・ブルー」と人間のチャンピオン、ガリ・カスパロフ氏の間で歴史的な6番勝負が行われ、結果としてコンピュータ側が勝利を収めた。おぼろげだけど、当時、TVで特集番組が組まれていて見た記憶があります。チェスは盤面が進むごとに駒が減り、コンピュータ側の負担も少なくなっていきますが、将棋は取った相手の駒を自分の駒とすることができ、これが必要となる思考ルーチンも等比級数的に複雑になっていくと言われます。
。コンピュータが最強の名をかけて人間の名人と対局する歴史的勝負が行われる日もいつかくるのでしょうか。
渡辺竜王が6月10日のブログでこう語っています。
「今日は午後から連盟でコンピュータ将棋に関しての取材を受けました。必ず聞かれる質問で「名人に勝つのは何年後になりそうですか?」というのがありますが、僕はかなり先だと思っています。ここ数年で強くなったことは認めますがここから先のレベルは階段を一段上がるのが大変なのでそう簡単には強くならないのではないかと。こればっかりは年月が経つのを待つしかありませんね。」(渡辺明ブログより)

こんなすごいソフトを作ったのは人間だ。やっぱり人間てすごい!と思いつつ、保木さんは24のレーティング500と聞くと、コンピュータソフトの可能性というものにも驚愕する。遠い未来いつか映画MATRIXのように、コンピュータが人間と対立する日もくるのだろうか。。。などとおバカな空想をめぐらしております(笑)。


○ボナンザ最新バージョン
5月19日にボナンザの最新バージョン2.1が公開されています。
まだ、更新してない人は要チェック!です。
http://www.geocities.jp/bonanza_shogi/

なお、ボナンザは市販化の動きになっているという。
優れたソフトは市販化されてしかるべきとも思うけど、本音では有料化は悲しい。フリー版も今後もずっと出して欲しいなぁ。
http://www.silverstar.co.jp/02products/gshogi6/gshogi6.htm

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bonanza強いよねえ。
今年のコンピュータ選手権では、渡辺竜王が「この手はコンピュータには指せない」と言って示した手をbonanzaが指して驚かれていたのが印象的でした。
指し手もそうですが、時間の使い方も人間が指してるようでびっくりです。
でも、最新バージョンでは、▲7六歩に対して、しばしば△4二玉を指しますね。
初手から居飛車宣言ですから、これはどうかと思いますが、それでも意外に咎めるのが難しいんです。
早くbonanzaを圧倒するくらい強くなりたいなあ。

▲7六歩に対して△4二玉

実は最新バージョンにしてから、まだボナンザと指してないんので知りませんでした。▲7六歩に対して△4二玉ですか。ボナンザは相手の動揺も計算に入れているとしたらすごいですね(笑)

その・・・ボナンザのフリーソフトってどこにあるんですか?

ども、はじめまして。管理人のHonesy55です。
ボナンザですが、下記のURLからダウンロードできます。
http://www.geocities.jp/bonanza_shogi/
ボナンザ、強いですよ~(^^♪
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Honeys55

Author:Honeys55
将棋好き。
生粋の振飛車党。
将棋倶楽部24で活動。
Rは三段2000~四段2100前後。
将棋以外の趣味は映画・パソコン・株・スキーなどなど。

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